思い出のクレジットカード現金化

子供の頃(小学校5、6年か)田舎に住んでいた、
田舎と言っても半端ではない、県庁所在地から陸路半日、
そこから小形船に乗り継いでまた半日そうやくたどり着く絶海の孤島である。
全島合わせても人口800人ほど。娯楽も繁華街もないこの島に、
ある日遠縁にあたる叔母がやってきた。叔母は東京から2日がかりでやってきたのだ。
その叔母はひいき目差し引いてもかなりの美女。
東京の流行のファッションに身を包み、さっそうとサングラスをかけていた。
好奇心いっぱいだったわたしは瞬く間に叔母のとりこになった。
狭い島のあらゆる所を来る日も来る日も案内した。
ある日、島で唯一の食堂で(けっしてレストランではない)食事をごちそうしてもらったときのこと、
叔母が財布からあるカードを取り出した。「ここじゃこういうものは役に立たないのね。
」今思えばそれはクレジットカード 現金化だった。
紺色のなにか美しいカード。わたしが興味深げに見ているとそのクレジットカード 現金化を叔母は手渡して「これね、
お金なのよ」と言った。なんのことかわからなかったが叔母の微笑みには「大人になればわかるわよ」と書いてあった気がする。
それがわたしのクレジットカード現金化との初対面の日だった。

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このページは、adminが2009年5月30日 10:38に書いたブログ記事です。

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